- 春の魚
- コウナゴ、マダイ、マアジ、トビウオ、メカブ、エゾアワビ、シャコ、ギンザケ
- 夏の魚
- カツオ、クロマグロ、ビンチョウ、ゴマサバ、ギンザケ、マイワシ、スズキ、ガザミ、マボヤ
- 秋の魚
- マサバ、スルメイカ、ヤリイカ、アカムツ、シロサケ、サワラ、マアナゴ、マダイ、ホシガレイ、ヒラメ
- 冬の魚
- キチジ、ナメタガレイ、マダラ、ブドウエビ、アブラボウズ、ニシン、ナマコ、カキ、ワカメ
豊富な魚種
世界三大漁場にほど近い石巻。魚種も豊富です。
石巻魚市場に水揚げされる主な魚介類
主な養殖漁業
牡蠣
1,038 t/y
牡鹿半島周辺をはじめ、石巻地域はカキ養殖において、県内の約7割を占める生産地であり、新鮮で高品質な牡蠣が食べられます。またプランクトンが豊富な海域がカキを育てるのに適しています。カキはグリコーゲンという栄養素を多く含み、「海のミルク」とも呼ばれ、特に寒い時期に美味しさが一段と増します。
銀鮭
4,780 t/y
日本には天然のギンザケは、ほとんど遡上しません。しかし、宮城のギンザケ養殖の歴史は40年以上を誇ります。養殖のギンザケには寄生虫がいないため、寿司や刺身として食べるのも安心です。旬は4月~7月。身がしまり、適度に脂がのったギンザケは、豊かな海と森の環境のもと、良質な餌と管理で大切に育てられています。
帆立
2,606 t/y
ホタテは稚貝を耳つりにして海につり下げて育てます。水揚げまでは最低6ヶ月はかかり、海に入れてから水揚げするまでの間、成長した重みで沈まないように浮きを増やしたり、きちんと栄養が行き届くよう付着する生物を取り除いたりと手間がかかります。貝殻いっぱいに身が詰まったホタテは、いろいろな手間をかけ大切に育てられた証です。
※数字は令和3年宮城県漁協及び牡鹿漁協調べ
主な近海漁業
真鯖
37,867 t/y
石巻の水揚げされる水産物のなかで群を抜いて高い漁獲高を誇るのがサバです。サバにはマサバとゴマサバがありますが、石巻では両方が水揚げされます。水温が下がるにつれ、丸々と太り、色も青みがかってくるのがサバの特徴です。金華山沖の豊かな漁場で育つサバは脂がのり、人気がありますが、中でも脂がのり、大きさも基準を超えたサバは、「金華サバ」として認定されます。
真鱈
4,245 t/y
石巻に底引き網や刺網、はえ縄で漁獲されるマダラは、鮮度が良く、品質が高いことで高く評価されています。冬が旬で、秋が深まるにつれ、産卵場がある仙台湾を目指し、石巻周辺に来遊してきます。寒くなると旨味が増し、鍋料理やフライ等、多くの調理法で楽しめます。低脂肪、高たんぱく質の白身魚なので、ダイエット食や病院食、離乳食にも最適です。
※数字は「令和3年 水産物・流通実態調査書」より