石巻

石巻の豊かな農林水産物と多様な技術を生かした加工食品を世界へ広めてまいります。

石巻食品輸出振興協議会

豊かな農産品

山や海に囲まれた豊かな自然のなかで。

稲刈り作業

石巻は広大な耕地を有する県内でも有数な穀倉地帯であり、比較的温暖な気候条件のなか、北上川の豊かな「かんがい用水」を活用した水稲生産を基幹としています。その他にも、施設野菜や花き等の園芸作物に加え、肉用牛生産等の畜産経営を組み合わせたバランスのとれた高度な複合経営農業が展開されています。

そのような恵まれた土地で、特筆すべき農産物の1つは、もちろん基幹となる米。その中でも宮城生まれの米「ササニシキ」は石巻が日本一の生産量を誇ります。ササニシキは川に囲まれた地形や、肥沃な大地に適し、魚食との相性も良いとされています。この米の文化を残そうと、誕生当初から変わらず農家の人尽力が続いています。

また、畜産の分野でも全国的にも評価が高い、スーパー種雄牛「茂洋」「勝洋」は、石巻の桃生町生まれの牛です。石巻の肉牛は、地元で栽培した「ササニシキ」「ひとめぼれ」などの良質な稲ワラや麦、とうもろこし類を中心とした飼料により、上質な肉牛へと丁寧に育てられます。

このように、恵まれた土壌を最大限生かすべく、適した作物を見極め、土づくりをはじめ、収穫後の保管・運搬にまでそのおいしさを最大限に引き出すための安心・安全を考えた取り組みが行われているのです。

鮨のシャリ~ササニシキ

ハツニシキを母に、ササシグレを父に1963年に誕生。さっぱりした食味、おかずの味をひきたたせる香り豊かな風味のため和食、特に魚食との相性が良いとされ、鮨のシャリにはぴったり。その人気は東京の鮨店などから指名がかかるほどとなっています。
しかしながら、その人気とは裏腹に栽培の難しさから全国的には作付面積が減少傾向にありますが、石巻の豊かな環境はササニシキの生産に適していて全国トップの作付を誇り、良食味米ながら生産量が貴重なササニシキの存在を支えています。

ひとめぼれ

コシヒカリを母に、初星を父に1991年に誕生。今では、全国各地で栽培され全国シェアも高いひとめぼれですが、生まれは宮城県内の試験場で、この土地の気候風土に合わせて育成された品種です。
米につやがあり、適度な粘りとさっぱりとした口当たりが人気です。粘り・つや・うまみ・香りのトータルバランスが良く、様々な料理との相性が良いとされています。大手量販店で広く家庭用に販売される他、コンビニエンスストアなどの業務用向けとしても人気です。

トマト

石巻地域は昔から、都市近郊型園芸地帯として発展してきた歴史があります。そして、トマトの生産量は宮城県内1位を誇ります。ハウス栽培では、年間を通して温度管理がされ、最新のシステムを用いたコンピューター管理のもとトマトにとって最適な環境が保たれています。豊かな川の水と、清潔な環境のもと丁寧に育てられた石巻のトマトは糖度と酸味のバランスがとてもよく、うまみが詰まったジューシーな味わいとなります。

いちご

石巻地域は、宮城県内第2位の生産量を誇るイチゴの産地です。品種は甘さ、酸味のバランスがとれた「とちおとめ」や甘みが強く中身が赤い「紅ほっぺ」などを栽培しています。いろいろな味を楽しめる『いちごの百貨店』を産地コンセプトに、未来のイチゴ産業の拠点を目指しています。生産者全員が安全・安心でおいしいイチゴの栽培に努めています。

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